「特選街」を久しぶりにぱらぱら

分類の無いはなし

特選街という雑誌をご存知だろうか。

特選街は30年超の歴史をもつ月刊誌。
男性向けのモノ(家電からPC、文房具などなど)紹介マガジンである。
この雑誌、自分が中学生の頃、市内の大きな図書館の雑誌コーナーにあるのをたまに見ていた記憶がある。
当時、パソコンに興味があった私は、月刊アスキーなんかをよく見ていた。
そして、特選街という雑誌はすごく地味な感じの雑誌だったと記憶している。
カラーページはほとんどなく、モノクロの縦書きテキストは読み物としてはいいのだが、中学生の私としてはあまり面白いものではなかった。
だから、読むといっても自分の興味のある記事だけちょっと眺める程度だった。
当時の自分としても中学生なのにこんな大人っぽい雑誌を手にしていいものなのか・・・ちょっと恥ずかしい気持ちで見ていたのが懐かしい。
そんな「特選街」の影響もあってか、家電批評なんて雑誌が創刊されたときはかなり食いついた。
現在は家電批評はたまに買う程度で、姉妹紙のモノクロの方が気に入っている。
先日、書店に行った際にそうしたモノ雑誌のコーナーに行くと「特選街」が目に入った。
久しぶりに手にとって見ると、中学生時代に図書館で読んだそれとは全く違う印象の雑誌に生まれ変わっていた。
サイズこそ変わりないが、ほぼすべてがカラーページ。しかも文具特集だったせいか、あまりマニアックな香りがしないぞ!
終わりに近いページになり、ようやく昔見た記憶のあるモノクロページが出現。
あぁ懐かしい~。
なんて思いながら、何も買わずに書店を後にした。(笑)