初めてのMRI検査

分類の無いはなし

手がしびれる・・・。
はじめは朝起きた時、少し手がしびれていて「あぁ、腕枕でもして寝てたのかなぁ」くらいにしか思っていなかったのだが、何日か続くとちょっとコイツはおかしいぞ!?となる。
しかも、右手だけがしびれるのだ。何日か目覚めのしびれが続いたかと思ったら、今度は深夜・早朝の目覚める前に手のしびれで目が覚めるようになってしまった。さすがにこれは寝相の問題ではないなと思い、ネットで検索してみると、いろいろと出てきた。そこには脳梗塞やら心筋梗塞も・・・ちょっと怖くなった。
いずれにしても、病院に行って検査してもらわないとまずい!
そういえば、手がしびれる少し前から背中も痛かったぞ・・・。
と、いうわけで整形外科にかかることにした。
先生に病状を説明すると、頚椎が怪しいということで、まずはレントゲン検査。
首のレントゲンは初めてだったが、会社の健康診断などで行う胸のレントゲンとは異なり、
息を吸って止めて~。的なことがないので楽ちん。
レントゲン検査の結果はやはり頚椎の骨の間隔が少し変形しているのが見えるとの事で、頚椎ヘルニアっぽいと言われる。詳細を調べるため、MRIの検査を行うとのこと。ペースメーカーや体内に金属を入れているか聞かれたり、閉所恐怖症ではないか聞かれたが幸い自分はいずれも該当しないので問題なし。
早速、その日のうちにMRI検査を行うことになった。
痛みを伴うわけでもないし、テレビなどで見てちょっと興味があったので不謹慎ながらちょっとワクワクした。
検査着に着替えて、身につけている金属類を外す。
うっかり結婚指輪を取り忘れてしまった。外そうとしてもなかなか外れず、石鹸を借りて外すことに・・・。
アブねぇ~!石鹸をつけるとすんなり指輪は外れたのだが、勢い余って流しに指輪を落としてしまった。
排水口はぽっかり口を開けているタイプだったので、もしそこに落ちていたらと考えるとゾッとした。
検査前に指輪は家に置いていくか、慎重に外すことをおすすめします。
着替え終わると説明を受ける。
時間は15分程度、寝ているだけなのだがものすごくウルサイらしい。
早速、機会に寝そべる。その後は騒音を少し和らげるために(頭を固定するためもあるだろうが)両耳を塞ぐ形でクッションみたいなものを詰められた。
そしていよいよ検査スタート!
「いってらっしゃ~い」とは言われなかったが、こっちはちょっとしたアトラクション気分。
自分が寝ていた部分がウィーンと動くのがわかる。頭が機械の中に入ると景色はないし、非常に眠たかったので、これは目をつむって寝ようとしたが・・・。
検査が始まったのか、確かに騒音がする。
でも、これがまた面白い。
思っていたほど大きな音ではないが、なんとも言えない音だ。
大きさとしては耳を塞ぎたくなるほどでもないが、音質は心地よくはない。
ビープ音のようなビーッビーッビーッ・・・・と一定の間隔で音がしたと思ったら、今度はゴォーゴォーゴォーと音がしてみたり、ファミコンがバグった時に出るような音が続いたり・・・バラエティに富んだいろいろな心地よくはない音が流れてきた。
自分はそんな騒音の中でも寝そうになるくらい楽ちんな検査だ。これで体の中が輪切りになって見られるのだからすごいと思う。
いろいろな音を楽しみながらしばらくすると、寝そべっている部分が動くのを感じた。
検査終了!
確かに時間としては15分弱程度であった。
指輪もきちんとつけて、着替えて結果を待つ。
結果、やはり頚椎のヘルニアだと診断される。
自分の体の画像を見られるのは、なぜがちょっとだけ恥ずかしい気もしたが、確かに一部だけ骨の中?の椎間板の形が違うのがはっきりわかった。
とりあえず、てのしびれの原因が判明して良かった!
ちなみに費用は、もろもろ(初診、レントゲンも入れて)で8千円くらいでした。
おわり
 

1日5分寝るだけで筋肉がほぐされ、首筋がスッキリ!