洗濯機の買い替えを検討しています。 価格比較サイトや家電量販店のチラシを見比べて「お、この店なら安い!」と思っても、いざ注文画面に進むと金額が跳ね上がっていて驚いたことはありませんか?
大型家電である洗濯機は、スマホやパソコンと違い、「買って終わり」ではありません。「配送」「設置」「処分」という物理的なハードルがあり、そこには必ずコストが発生します。
今回は、私が実際に洗濯機選びをする中で痛感した、「本体価格以外に見積もっておくべき5つのコスト」についてまとめます。これから購入する方は、これらを含めた「トータルコスト」で比較検討することをおすすめします。
1. 配送・設置費用の「条件」による違い
「送料無料」と大きく書かれていても、その条件はショップによってまちまちです。特に以下のポイントは要注意です。
- 「軒先渡し」か「設置込み」か ネット通販の最安値店では、玄関先(軒先)までの配送しか含まれていない場合があります。洗濯機は重量があるため、素人がひとりで設置するのは困難です。「設置料」が別途数千円かかるケースも多いため、必ず確認しましょう。
- 階段上げ料金(エレベーターなし) 戸建ての2階や、エレベーターのないマンションの上層階に住んでいる場合、1階ごとに1,000円〜2,000円程度の追加料金が発生することがあります。
- 配送時間の指定 共働きなどで「土日の午前中に絶対受け取りたい」といった場合、時間指定料が有料オプションになることがあります。
Amazonの購入オプション事例

Amazonで洗濯機を購入する際のオプション例です。比較的安価ですね。
リサイクル料金は品目とメーカーにより異なりますので、以下のサイトで調べましょう。
2. リサイクル回収にかかる「収集運搬費」
古い洗濯機を引き取ってもらうには、法律で定められた「リサイクル料金(約2,500円〜3,300円)」がかかります。これはどこで買ってもほぼ一律ですが、店によって大きく違うのが「収集運搬費」です。
- 大手量販店の場合: 1,600円〜2,000円程度が相場です。
- ネット通販・格安店の場合: 提携業者が遠方などの理由で、3,000円〜5,000円以上かかるケースもあります。
本体が2,000円安くても、運搬費が3,000円高ければ、トータルでは損をしてしまいます。
3. 「延長保証」の内容と免責事項
洗濯機は、ほぼ毎日稼働するため、家電の中でも故障リスクが高い製品です。本体価格だけで店を選ぶと、いざ壊れた時に保証で泣きを見ることがあります。
見るべきポイントは3つです。
- 保証料金: 商品代金の5%程度か、あるいは無料(込み)か。
- 保証期間: 3年か、5年か。ドラム式など高額な機種は5年欲しいところです。
- 保証内容(※最重要):
- 減額方式に注意: 1年目は100%保証されますが、年々保証上限額が下がっていくタイプ(例:5年目に壊れたら修理代の30%しか出ないなど)があります。
- 免責金額: 修理1回につき、必ず数千円の自己負担が発生するタイプではないか確認しましょう。修理代金全額保証のタイプが安心です。
4. 設置環境による「追加部材」コスト
これは盲点になりがちですが、当日、配送業者が来てから「このままでは設置できません」と言われ、その場で追加料金を支払うパターンです。私も過去にかさ上げに必要な設置ブロックを設置時に購入する事になりました。
- 真下排水パイプ/かさ上げ台 防水パンの形状により、洗濯機の真下に排水口がくる場合、専用パイプや足を高くする「かさ上げ台(数千円)」が必要になります。
- 給水栓ジョイント・壁ピタ水栓 蛇口の形状が古かったり、ドラム式で本体が高くなり蛇口にぶつかる場合、水栓の位置を変える工事(1万円〜)が必要になることもあります。
事前にスマホで自宅の設置場所を撮影し、店舗で見せて確認してもらうと安心です。
ちなみに、私はDIYで蛇口を交換しました。
出っ張りが少なくて済む形状の水栓
高さを稼ぐための水栓
5. ポイント還元と決済手段
最後は、現金の安さだけでなく「実質価格」で見る視点です。
例えば、
- A店: 100,000円(ポイント10%還元)→ 実質90,000円
- B店: 95,000円(ポイントなし)→ 実質95,000円
普段から利用しているポイント経済圏(楽天、PayPay、家電量販店ポイントなど)であれば、ポイント分を差し引いて計算する方がお得になるケースが多いです。
まとめ:比較表を作って「総額」を出そう
本体価格だけで購入店を決める前に、以下の計算式に当てはめてみましょう。
支払総額 = 本体価格 + 設置料 + リサイクル搬送費 + 延長保証料 + 追加部材 − ポイント還元
私の場合、本体価格は最安値ではありませんでしたが、長期保証の内容が手厚く、リサイクル運搬費が安かった [〇〇電気/〇〇(店名)] で購入することにしました。
ちなみに、長期保証は同じ家電量販店でも商品によって標準付帯だったり、オプションだったりと違いがるので機種ごとにきちんと確認することをお勧めします。
皆さんも購入ボタンを押す前に、ぜひ「カートに入れた後の最終金額」と「保証内容」を今一度チェックしてみてください。


























































