なぜ、花椒をミルで上手く挽けないんだ!花椒で使えるミルを探し求めていた私。やっと、求めていた花椒を挽くためのスパイスミルに出会うことができました。でも、これには紆余曲折があり、結局のところ定番の京セラ製のミルです。
なんだかんだで遠回りしてしまい、早く購入しておけばよかった!という感じ。花椒が上手く挽けない事に悩んでいる方、花椒用のミルを探している方への参考になれば幸いです。
花椒用に試したスパイスミル
花椒をミルで挽いて麻婆豆腐にかけて食べるが最高!10年以上前にマイブームが訪れまして、その際は100均でミル付きで売られている岩塩を購入。その岩塩を捨てて花椒を投入して使っていた記憶があります。
「記憶があります。」とあるように、当時の記憶が鮮明ではありませんが、当時は挽けるといえば挽けるのですが、粗さもコントロールできないし、かなり頑張らないと粉になって出てきてくれなかったと記憶しています。
その後、痔になってしまい麻婆豆腐ブームも終焉を迎えて、花椒から遠ざかっていました。
近年、激辛を食べるテレビ番組に触発され、あの挽きたての花椒を味わいたくなりました。安さに惹かれて中華製のスパイスミルに投入して利用。
このミル、挽けるには挽けるのですが、スムースとはいかない感覚。自分が花椒好きなためか、希望する量の花椒を使おうとすると、結構頑張ってひねる必要があります。
まぁ、頑張れば挽けるので、使い続けていたのですが今度は花椒側に変化が。
これまでは、スーパーで入手できるエスビーの花椒を使っていたのですが、どうも青花椒というものがあって旨いらしいという情報を得て、Amazonで購入。
しかし!この青花椒を例の中華ミルに投入するも、まったく挽けません。調整ねじを色々試してみますがダメでした。折角買った青花椒が挽けないと意味が無い。
というわけでダイソーのミルも試しましたが、こいつは全くダメ。結局、青花椒はしばらくお蔵入りになってしまいました・・・。
購入しようか迷っていたスパイスミル
何としても、青花椒を挽けるミルをゲットしなければ。意外だったのが中華ミルで全く歯が立たなかった事。頑張ってひねっても、挽けないなんて考えてもみませんでした。
ネットでいろいろ調べてみると、花椒をミルで挽くことに苦労している方は結構いるようで、いくつかお勧めのミルがあることも分かりました。一番、花椒用のミルとしてお勧めとして挙げられていたのは、プジョーのペッパーミル。
いくつかサイズ展開されており、値段も異なりますが4千円~5千円もする高級品。これを買えば確実に花椒が挽けてストレスから解放される事はわかっていても、どうしても価格的に躊躇してしまいますね。ましてや、コスパを追い求めがちな私としては最終手段としてとっておくことにしました。
次に候補に挙げたのは電動ミル。これまでも花椒が挽けても、挽くこと自体がちょっとストレスだったので、電動ミルであればウィーンと楽に花椒が挽けるのではないか?そう考えたのです。
しかし、電動ミルのレビューを見ても、花椒が挽ける確証が得られません。価格もピンキリですが、しっかりしていそうな商品を選ぼうとするとプジョーのペッパーミルが購入できてしまいます・・。というわけで、電動ミルも保留。
次いで検討したのは、歯がセラミックではなく金属製のペッパーミル。なんとなくの理由ですが、プジョーが金属であること、中華セラミックがダメだったこと。(後で正解が出てきますが)京セラのセラミックミルに「花椒は故障の原因になるため使用不可」との説明があったからです。
探してみましたが、なかなか見つからず。木製容器でいかにも金属製の歯が使われていそうな商品でも、中身はセラミック!なんてことが多くて、あきらめました。そもそも金属製であれば花椒が挽ける確証もありませんでしたので。
花椒用におすすめのスパイスミルは京セラ
実は、最初に試そうとしたのは、京セラのセラミックミル。Amazonでも高評価ですし、しばしばセールで安くなっているので、最初はこれを買おうと考えていたのです。
花椒は故障の原因になるため使用不可
しかし、説明書きを見ると、以下のような記載がっ!
【対応可能食材】結晶塩、スパイスをご使用いただけます。山椒、花椒は故障の原因となるためご使用にならないでください。また、ゴマを擦ることはできません。京セラの「ゴマ専用ミル」をお買い求めください
Amazon商品販売ページ
明らかに使わないでくれ。と言われているのに使う勇気が出ず・・・。購入に踏み切ることができませんでした。
しかし、いろいろ試した結果、もう頼れるのはコイツしかいない!
というわけで、購入したのですが・・・。
花椒が使えるのか、購入して試す!
セラミック刃、粗さが調節できる、分解洗浄もOK、はいはい。そうですよね。パッケージの裏側を見ると・・。
!!!!
山椒はボトル破損の原因になるので、ご使用をおやめください。ボトルがガラス製のCM-15N-BK/WHをお使いください。
なんということでしょう。使用不可と思っていた理由が、ボトルがアクリル製だから。という理由だったんです・・・。
じゃぁ、ミル本体の性能的には問題ないはず!早速試してみると・・・。
問題なく挽けました!しかも、ストレスなくちゃんと挽ける!
これまでの苦労は一体何だったんだ・・・。でも、やっと花椒が挽けるミルにたどり着きました。
ガラス製の場合はこちらになります。サイズが90mlと少々大きめ。
商品説明には以下の記載がありました。
【対応可能食材】結晶塩、スパイス、山椒をご使用いただけます。また、ゴマを擦ることはできません。京セラの「ゴマ専用ミル」をお買い求めください
Amazon商品販売ページ
なぜ、もっと早く気付かなかったんだ・・・。
電動ミルも試してみました。ヘビーユーザーは電動がお勧め!
京セラのミルに落ち着いたと思ったら、今度は使用頻度が高まるにつれて、「もっと楽に挽けないのか?」と感じるように・・・。電動ミルを購入したので、現在は電動がメインです。レビューは以下のリンクからご覧ください。