食洗機用の分岐水栓選び!初めての食洗機。購入大作戦!その3.

家電のはなし

食洗機の購入を決意し、機種も絞り込んだ。次は設置に必要な水道の分水栓選びだ。

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分岐水栓とは?

食洗機は水を使うため、水道の蛇口を分岐して、ホースで食洗機へ水を供給する必要がある。そのための器具が分岐水栓。キッチンの蛇口の種類やメーカーに応じて適切な分岐水栓を選んで装着する必要がある。

エアコンのように、食洗機を購入したお店に頼んで工事してもらうことも出来るが、分岐水栓の設置自体はDIYでも可能。工事費は1万円弱するようなので、私は自分で設置しようと考えている。

ちなみに、分岐水栓自体が高価なパーツで、1万円程度する。つまり、工事をプロに任せるとおおよそ2万円が必要になるのだ。やっぱり、食洗機って手軽に買える家電ではないな・・・。妻と二人であれば、水道工事が不要なタンク式の食洗機で間に合うんだけどなぁ。

自宅の水道を確認して適合する分岐水栓を探す。

自宅の蛇口に適合する分岐水栓を探す。我が家の蛇口は、タカギの水工房シリーズという浄水機能内蔵のワンハンドル型だ。築10年ほどになるので、古いモデルになるのだが、ちゃんと適合する分岐水栓は販売されている。

タカギ水工房シリーズの分岐水栓は2種類

パナソニックの食洗機に的を絞っているので、パナソニックのサイトで調べてみる。分岐水栓専用の頁があるので、そこに蛇口に書いてあった型番らしき記号を入力してみる。

ちなみに、我が家の蛇口に書かれていた型番らしき記号は「JA1031TE9N97」である。

分岐水栓が見つからない!?

型番らしき記号を入力して検索してみるも、該当する分岐水栓が無いと表示されてしまった。

もう一度品番をお確かめのうえ、再入力するか、分岐水栓サポートデスクに問い合わせてください。とのことである。問い合わせは面倒なので、今度は検索ではなく「分岐水栓一覧」ページから、タカギの水工房に適合する分岐水栓が無いのか調べてみる。

TOTO、LIXILなど、蛇口のメーカー別に分岐水栓が並んでいる・・・が、タカギが見つからない。ちょっと迷ったが、リスト冒頭のドロップダウンリストに「その他のメーカーへ」という選択肢がある。こちらのドロップダウンリストを開くと「株式会社タカギ」があった。

(出典)https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/bunki/list2.html#S7

なるほど、タカギ対応の分岐水栓は2種類しか無いのか。でも、どちらが我が家の蛇口に適合するのかがわからない・・・。つづいて、タカギのホームページで調べてみる。すると、下記の分岐水栓一覧にたどり着いた。

ふむふむ・・。このリストでは、蛇口がシリーズ別に記載されており、我が家の型番らしき記号「JA1031TE9N97」と比較してみると、JA1000シリーズがシリーズ名のようだ。それによると、JH9014という型番の分岐水栓が11,200円(税別)とのこと。さらに、その表では他社での販売品番という項目があり、パナソニックの「CB-STKA6」が記載されていた。

なるほど、さっきパナソニックのサイトに載っていた分岐水栓の左側のやつだな。

つまり、購入すべき分岐水栓は「JH9014」または「CB-STKA6」という事が判明した。

おぉ、なんてことだ。パナソニック側の分岐水栓の方が圧倒的に価格が安い。製品自体は同じようだが・・・。ここは迷わず、パナソニックの分岐水栓「CB-STKA6」を購入するべき。

分水栓の工事に必要な工具

Amazonで分岐水栓を見ていると、合わせて購入されている商品に「モーターレンチ」なる工具が登場するのが気になった。専用工具がないと取り付けが出来ないのかと思い調べてみた。

モーターレンチの種類と特長 【通販モノタロウ】
複数のサイズの配管継手・ナットなどをねじって回すのに用いる工具です。モンキーレンチでは口開きが足りない時でも、このレンチなら様々なサイズの継手・ナットの締め付け作業に対応しています。

すると、水道工事においては定番の工具らしい。価格もそれほど高くないので分岐水栓と一緒に購入しても良いのだが、我が家には「ウォーターポンププライヤー」(正式名称は知らなかった)があるので、モーターレンチの購入は見送ることにした。

設置場所の確認

分岐水栓についていろいろ調べていると、設置場所に関するパーツが目に入った。そう言えば我が家のキッチンのスペースで食洗機が収まるのだろうか。ある程度のエリアが確保できそうなので勝手に大丈夫だろうと思いこんでいたが、寸法を測ってみると・・・。

奥行きが足りない!

なんと、奥行きがちょっと足りないではないか!パナソニックのサイトに記載されている情報によると、奥行きは26.8cmあればOKなのだが、24cm程度しかない。

そこで追加の出費だ。専用のステンレス置き台が必要となる。

こちらが、約4,000円。

分岐水栓と合わせると1万円強が本体以外に必要な部品代となりそうだ。

実物を見に行く

ネットで購入を考えていたが、設置に際して大きさや雰囲気を確認したかったので、近所の量販店で実物を見てきた。

ついでに、カタログも入手した。家電のカタログを手に取るのがめちゃくちゃ久しぶりで懐かしかった。昔は家電の購入を決めると、まずはカタログ集めに奔走したものだ。

自動開閉を体験

お店に並んでいたのは新型のNP-TZ300シリーズ。なんと、通電していて自動開閉が試せる状態になっていた。早速、扉に触れてみるがびくともしない。そうか、長押しなのか・・・。

長押しして、ピッと音がしたので指を離す。すると、ウィーンと扉が開く。なるほど・・・。よく考えたらYou Tubeで調べたら動画ありそうだったなぁ。

ちょっと、想像していた感じとは違うけれど、閉める時も自動だと良いのになと感じた。

ホワイトで検討していたが、シルバーも結構気に入った。我が家は冷蔵庫がシルバー系なので見慣れているせいかもしれない。

自動オープン機能が無いNP-TH4のドア開閉もしてみたが、開く時には全面のボタンを押せばドアの自重である程度開くので、力は要らなかった。NP-TZ300の方が、ボタンがない分、スッキリしているが、ボタンが並んでいて、家電感のあるデザインもそれはそれで悪くない。

下調べも済んだので、あとは予算を確保して購入するだけ!?

「予算確保編」へつづく。